Kangaeru

This project is maintained by kangaeru

研究分野間の新たな連携に関する検討会(通称: 考える会)

What's New

発足の趣旨と経緯

2013年まで, SACSIS という学会が毎年開かれていました. 2012年ごろから,SACSISを国際会議にするという SACSIS運営委員会からのアナウンスがあり, SACSISをどうするかの方針が議論されてきましたが, 議論を経た結果, 英語論文の査読を行い予稿集を発行しない形態で, ACSI という新しい学会が2015年に誕生しました. ACSIは2016年まで2回開かれました. ACSI 2016のプログラム委員会での議論により, 現在2017年ACSI開催のめどは立っていません.

この間,どのような形態での学会が日本に必要か, という点について様々な議論が行われました. ある人はいわゆる国際会議(英語投稿,英語発表をし,予稿集を刊行する) が必要だと考え,ある人は(ACSIのように) そこでの発表が国際会議への投稿を妨げない(既発表にならない) 形態が良いと考え, またある人は以前のSACSISのように日本語での論文投稿ができる会議が良い と言った具合です.

「考える会」はそれらに関する議論を今一度, 関係コミュニティ全体で,前提条件無く行い, かつ決めたことを皆で実行に移すために設立されました (ACSIをどうするかを決めるための会ではありません). ひとつだけはっきりしていることは,SACSISのときのような, 多くの研究会が集まって発表,議論ができる場所は貴重であって, このまま(ACSI終了とともに)議論もなくフェードアウトしてはいけない, というものです.

「考える会」の設立自身はこれまでSACSISの国際化や, ACSIへの移行を主導した, SACSIS運営委員会での議論から生まれたものですが, それとは独立した新しい委員会です. SACSISやACSIの主催研究会であったかどうか, などということには関係なく, 参加者を広く募り, 関係コミュニティ全体を広く巻き込んで行いたいと考えています (細かくは,綱領を参照して下さい).

現在に至るまでの所, 以下のメンバー「考える会準備委員会」による議論を経て, 本会の発足に至っています.

岩下武史 北海道大
遠藤敏夫 東工大
片桐孝洋 東京大
鯉渕道紘 国立情報学研
光来健一 九工大
五島正裕 国立情報学研
田浦健次朗 東京大
高野了成 産総研
津邑公暁 名工大
中田秀基 産総研
廣津登志夫 法政大
松崎公紀 高知工科大
南出靖彦 東工大
八杉昌宏 九工大
山田浩史 農工大
横川三津夫 神戸大