研究分野間の新たな連携に関する検討会(通称: 考える会)綱領
研究分野間の新たな連携に関する検討会(通称:考える会)準備委員会
概要:
研究分野間の新たな連携に関する検討会(通称: 考
える会, 以降「本会」)は,情報通信システム分野
において,既存の研究会や学会といった枠に縛られ
ること無く,分野全体の発展に必要な活動について
議論し,実行することを目的とする.
対象分野:
情報・通信に関する基盤的技術とその応用,それら
の基礎となる数理科学や技術に関する分野を対象と
する.特に,
- コンピュータアーキテクチャ
- 高性能計算
- オペレーティングシステムをはじめとするシステムソフトウェア
- プログラミング言語をはじめとするプログラミング基盤の実践と理論
- アルゴリズム(数値計算・非数値計算)
- 通信,ネットワーク技術
などを含む.
目的:
- 2017年度以降における,研究会なしい学会をま
たがったカンファレンス,シンポジウムを行う
か,行わないかを検討・議論し,結論を出す.
行う場合はその設計を行い,運営委員会を立ち
上げることを当面の目標とする.本会がそのま
ま運営委員会になることは前提としていない.
- 上記当面の目標が達成され次第,本会は解散す
ることを前提とする.より長期,広範囲に渡り,
研究会をまたがった連携を議論する必要がある
と合意した時は,新たな会を発足させることを
検討する.
運営の精神:
- 本会で行われる議論の過程を公開し,出した結
論の理由について広く理解を得る.
- 委員は,所属学会や所属研究会,そこにおける
肩書を限定せずに選定する.
- 上記精神を保ちつつ,各研究会の参加や,実行
に際して貢献できる人を積極的に重用する.
運営方針:
- [委員:] 本会の委員を定める.委員は,
定期的に行われる委員会の日程調整や場所選定
に加わり,委員会への積極的な参加を期待され
る.
- [発足時の委員:] 発足当初の核委員は,情報処
理学会: システム・アーキテクチャ研究会(ARC),
ハイパフォーマンスコンピューテング研究会
(HPC),システムソフトウェアとオペレーティン
グ・システム(OS),プログラミング研究会
(PRO),電子情報通信学会: コンピュータシステム
研究会(CPSY),リコンフィギャラブルシステム研究会(RECONF)の各主査,
および主査の推薦を受けた有志とする.
- [委員の追加:] 上記学会や研究会にかかわらず,
本会の目指す目的に貢献し,委員会に積極的に
参加する個人ないし研究会代表の参加を歓迎す
る.
- [委員会:] 委員会を必要に応じて開催する(対面
もしくはオンライン).議論の議事録を委員会終
了後速やかに公開する.
- [ゲスト参加:] 委員会への委員以外の参加も会
場などの制約が許す範囲で受け付ける.
- [タウンミーティング:] 委員以外の参加を広く
募る形式の会合(タウンミーティング)を随時開
催する.
- [メーリングリスト:] 参加自由のメーリングリ
ストを作成し,委員会のお知らせや議事録の公開
を行う.またそれとは別に,本会に関する意見を
投稿できる(宛先を本会メンバーとする)メーリン
グリストを作る.
考える会準備委員会メンバー
岩下武史 北海道大
遠藤敏夫 東工大
片桐孝洋 名大
鯉渕道紘 国立情報学研
光来健一 九工大
五島正裕 国立情報学研
田浦健次朗 東京大
高野了成 産総研
津邑公暁 名工大
中田秀基 産総研
廣津登志夫 法政大
松崎公紀 高知工科大
南出靖彦 東工大
八杉昌宏 九工大
山田浩史 農工大
横川三津夫 神戸大