塩谷, 岩下, 津邑, 鯉渕, 五島, 遠藤, 光来, 八杉,中田尚, 中田秀, 入江, 田浦
田浦:アイデアを列挙する. * 2017年5月,東京近郊開催 * 査読有(ACSIなみ),予稿集発刊なし * 日本語,英語両方とも可 * HPCSと開催時期はずらす
魅力向上に関連する意見をまとめる. * 教育的価値の重視 * SACSIS/ACSIで評判の良かったチュートリアルの充実 * 学生のPC体験,無料参加 * 論文ではない発表形態(コード、データ、etc) * ArXiv セッション(プリプリントサーバと連携) * 学会中Chat的なもの
遠藤:HPCS2017との関連について述べる。開催時期と場所については、HPC研究会から明示的な回答はまだである。
五島:教育を全面に出してはどうか?論文投稿も学生枠を設けるのではなく、一般投稿として扱う。ただし、学生論文については救済有の方向がよいのではないか.
鯉渕:その方向はFITと同じである。FITと差をもたせるべきではないか?
田浦:FITと被っていけないことはない。時期を近くした時点である程度の重複の弊害は織り込んでいる.方向性がかぶることを気にしすぎても仕方ない部分はある。
中田秀:チュートリアルに適したツールはないか?
田浦:チュートリアルに関して特定の技術に関して0から、基本をおしえてほしいといった需要が想定される。
中田秀:聞きたいチュートリアルを募集してはどうか?チュートリアルを募集するのもよい。
五島:新会議は学生が中心にあるべき。
中田秀:DEIMは学生が中心であるという点でうまくいっている.この要因として男女比(女性の割合高)も影響しているかも知れない。
中田秀:DICOMOは授賞を多数行っている。授賞数の多さを魅力とする方法もある。
田浦:全国大会ではセッション毎に選奨をおこなっている。この方法も参考になるのではないか。
五島: (賞の数が少ないため) SACSISでは著者が授賞を狙って投稿することは現実的ではなかった。しかし、ある程度、賞の数を増やすことで著者が賞を狙って投稿できる位にはなり、魅力になるのではないか.
入江:フルペーパーの中から選奨する限り、狙って賞を取ることは難しいのではないか?
五島:査読時に選奨するのか?当日選奨するのか?考える必要がある。
田浦:1つのセッションで1件、授賞する実装もありえる。色々な方向性で賞を与えてはどうか?
鯉渕:IEEE CS Japan Chapter のAwardと連携できるとよい。本人の海外でのアピールに使える。
五島:新会議での賞をIPSJのCS領域奨励賞とすることもできるのではないか.
入江:学生のプログラム委員の体験については,教員が学生に査読をdelegateすればよいのではないか?
五島:Chat的なものは、以前ARCで試行したが、もりあがらなかった。
田浦:発表者へのフィードバックはどうすべきか?
遠藤:フィードバックに関連して,HPCSでは座長がセッション開始前に各発表について紹介を行っている。
田浦:VLDBでは発表者が別途パネル討論を実施したという話を聞いた。このような方向性もある。
五島:質疑応答を長めにしてはどうか?
田浦:PROはそのようにしている。
五島:フィードバックについてであるが、査読者が会場で直接議論するのが1つの手であるが、その場合,査読がblindではなくなってしまう点に配慮が必要.
五島:著者の一人である指導教官が必ず出席するようにして、激しく議論を行ってみては?
五島:ARCではトップカンファレンスを目指す萌芽研究に対して特別にメンタリングするセッションを企画した.その出席者にはNDAにサインした上で時間制限なしの議論を行った。なお、出席者としては有力な方をお呼びした。
田浦:研究成果の展開についてであるが,次を意識したフィードバックがうまくできるとよい。
鯉渕:優れた発表についてはIPSJ-ONEの研究会推薦にする方向があるのではないか。IPSJ-ONEは多くの方に発表を聞いていただける素晴らしい機会である。
五島: IPSJ-ONEでは研究の質が要求されるのではないか?
鯉渕:はい,実質的にそうなっている.
五島: 優れた成果をIPSJ-ONEに推薦すると、結果的に情報処理学会を優先する方向性にも見える。それで信学会であるCPSYは良いのか?
鯉渕:IPSJとIEICEが対等で開催することは難しい。また、IEICEの研究会が主導することもないだろうから、(CPSYとしても)それは止むをえないと考える。
五島:SACSIS→ACS論文誌の流れが以前あった.これは,信学会論文誌があるにも関わらず,情報処理学会のACS論文誌に投稿を推奨していたことを意味するため,IEICEの研究会にとっては不満だったのではないか? ただ,一方で、IPSJ-ONEの信学会版がないので、本件に関しては,これはこれでよいのかも知れない。
田浦:英語で書いたら国際会議に出すという意見に対して、その前の1ステップ とする。
五島:arXivで新規性は失われないか? 数学では従来から使われていた手法をCSに導入した。 査読期間の優先権主張+速報性
五島:投稿時に引用する?匿名性が失われる? chairに伝える?
岩下:応用数学系では使われてる。査読者に「arxivは気にしないように」と通知がある。
田浦:常識なのか?
岩下:ジャーナルによっては明記されている。分野によっては常識。つまり常識ではない懸念がある。
五島:分野の性質による気もするが、具体的に説明できない。
田浦:「既発表」の概念の問題
五島:特許に関連する。
岩下:公知になるのは自明なので、各自対処してるのでは?
八杉:ダブルブラインドの時は?著者はPCに伝える&査読者もPCに伝える。
田浦:我々の考えている会議はダブルブラインドで無いかもしれない。
八杉:「次のステップの国際会議の規定を確認しておいてください」という注意は必要。
結局時間かかるので後回し
中田秀:「決定、次」
一同:「拍手」
五島:「CPSYは入江さんの了解があればOK」「もう入江さん帰られました」
鯉渕:CPSYはお金の話とかあるので即答はできないが、中島委員長は乗り気のよう。
田浦:主催のコミットメントは?
五島:人を出す。財政は独立。
五島:積立金があるので、学生無料がやりやすい?
田浦:学生参加費は2割くらいなので、財政負担は少ない。
八杉:学生参加費を下げてほしい要求はある。一旦下げると上げにくい。0なら戻しやすいので、中途半端に下げるのは良くない。2016は現実的下限の8000円にした。
五島:ACSIだから学生が少なかったのでは?
八杉:海外から招待講演をやめると予算は浮く。
田浦:講演はあった方が良い。
中田秀:お金かかる
田浦:研究会との差別化のために外国人にしゃべってほしい。
八杉:打ち合わせを入れてついでにしゃべってもらう。
SACSIS2010では参加費580万のうち95万が学生。学生参加費10000/20000。東京の会場も高い
田浦:学生無料は実現したい
五島:他のチェアは?副PCが2人、LA、
中田秀:庶務が大変
中田尚:GeneralChairの部下がつとめるイメージ庶務じゃなくて総務
八杉:コミュニケーション取りやすい人がおすすめ
田浦:OC規模。万全でやるのか緩くやるのか。
中田秀:人数は用意した方が良い
五島:「上」が厳しいかどうかで決まる。
八杉:会計とWebあたりにノウハウがある。
八杉:ACSI2016ではオフラインミーティングを1回もしなかった。
八杉:招待講演も遠隔でする?
田浦:それって面白いのか??安くつくけど。
田浦:組織は少人数で決めます。
五島:面白いイベントには専任が必要?
五島:主催研究会にX人で振る必要がある。
八杉:会計とか広報は研究会にお願いした
田浦:初回は一本釣りの方が良いかと。
五島:考える会から出た方が良い。
八杉:副委員長は前年度委員長。組織委員長以外(委員長が新任で副委員長が補佐)
五島:逆の方が良くない?(副委員長が見習いしてから、次で委員長)
岩下:横川主査談2017はHPCSが決まっているので主催は厳しいかも。
岩下:不愉快なわけではなく、HPCSがあるから重い。
田浦:負荷をへらしても、主催に入ってほしい。
鯉渕:細かいコンフリクトは妥協していくしかない。研究会単位ではなく、個人単位での協力者を確保することが大事
五島:積立金の利用の承認をACSI主催だった研究会に筋を通すべき。
田浦:次のステップは各研究会への説明。
鯉渕:まず主査にお伺い立てるべき。何をするのかを決めた方が良い。人数・日数・スケジュールなど。
田浦:それらを決める期限を決めましょう
五島:SWoPP前に主査に渡す
田浦:29までに決めます。
鯉渕:SWoPPの運営委員会で説明するのはどうか
五島:HPC/ARC/OSが同時なので、田浦先生がHPCとOSをはしごする